ダイアリー記事およびコメントに対する情報削除および発信者情報開示請求

  • 宗教法人より、その宗教法人の出自や教義、代表者の経歴や人間性などについて言及する記事およびゲストコメントについて、名誉毀損に該当するとして削除申立ておよび発信者情報開示請求あり
  • 記事の投稿を行った発信者に対し意見照会を行ったが、記事の内容は公共の利害に関するものであり、ゲストコメントについても真実である可能性があるといった理由から、申立て内容の詳細に関して直接請求者と対話をしたいとの意向があり、自主的にメールアドレスの開示が行われた
  • 記事およびコメントが、明確に権利侵害に該当すると判断することができないため、情報削除および発信者情報開示については不可とした
  • その後、警察に対し被害届の提出があり、ゲストコメントのうち2013年2月〜3月に投稿されたものに対して、捜査関連事項照会書による照会が行われたが、プライバシーポリシー(4)に定める開示条件を満たさないため、任意での情報開示を不可とした
  • その後、捜査令状により開示を求められたため、プライバシーポリシー(4)-4に基づき、投稿に係るログを開示した