登録メールアドレスが失効しているユーザーによる不適切な行為への対応

  • 匿名ダイアリーでの「女性には人権がない」といった投稿に対し、差別表現ではないかとの通報あり
  • このような表現は不穏当ではあるが、比喩表現や逆説的な意味で使われている場合もある。そのため、単体の表現としては削除対象とは判断せず、投稿者のサービス利用状況や他の投稿の内容などを総合的に確認した上で対応を決定している
  • 確認したところ、当該記事の投稿者は差別的な投稿を高頻度で行っており、はてな利用規約にて禁止している差別的表現行為に相当するものと判断した。そのため、注意勧告を行い、勧告後も投稿内容に改善が見られない場合は、投稿を削除しサービスの利用を停止する方針とした
  • しかし、注意勧告を行うにあたり、記事の投稿者の登録メールアドレスを確認したところ、すでに廃止されたメールサービスのものであった
  • 登録メールアドレスあてに注意勧告メールを送信することができないため、サービスの利用を停止し投稿を削除した
  • なお、注意勧告を要する不適切な行為が見られるユーザーが使い捨てメールサービスで取得したメールアドレスを利用している場合、その時点でそのアドレスが失効しているか否かは確認できないが、故意にそのようなメールアドレスを利用しているという点で匿名性を悪用しているものとみなし、投稿削除、サービス利用停止対象とする